赤外線ヒーターは効率の良いヒーターである為に乾燥装置の熱源としてその利用が多くなっています。
熱エネルギーを熱源から被加熱物体に伝達させるには、伝導・対流・輻射の三方式が有り又一部には此等の組合せも有ります。
赤外線を利用しない他の加熱装置に於ては伝導又は、対流によって熱する為に間接加熱となり無駄なエネルギーを消費しなければならないのに対して赤外線加熱は、赤外線の輻射エネルギーを直接処理物に照射させるのでこの様な熱損失が無く、又更に処理物を内部より同時に加熱出来る為に熱効率がよいので仕上りが平均し、乾燥の能率を上げ電力節約につながります。 |
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特 長
- 被加熱物に対し放射熱なので効率が良い。
- 波長が長いので被加熱物の色に依る熱吸収差が非常に少なく製品仕上り品質が均一である。
- 対流式加熱炉のような大きな断熱をする必要がなく設備費が軽減出来る。
- 操作及び温度コントロールが容易である。
- 反射板を使用する事により更に効率良く加熱することが出来る。
赤外線ヒーター反射笠 |
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赤外線ヒーター反射笠付基準温度特性
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200V全長1070mm照射長955mmヒーターの容量別温度分布 |
300W |
500W |
750W |
1KW |
1.3KW |
1.5KW |
1.8KW |
表面温度 |
140℃ |
200℃ |
280℃ |
360℃ |
450℃ |
530℃ |
600℃ |
50m/m |
50〜70 |
55〜90 |
83〜140 |
110〜180 |
140〜230 |
160〜160 |
200〜310 |
100m/m |
45〜55 |
50〜65 |
66〜95 |
85〜120 |
105〜150 |
120〜170 |
140〜210 |
150m/m |
40〜45 |
44〜53 |
55〜78 |
66〜97 |
90〜115 |
100〜140 |
115〜160 |
200m/m |
35〜38 |
40〜46 |
50〜68 |
58〜87 |
75〜100 |
88〜110 |
105〜130 |
250m/m |
27〜32 |
37〜42 |
46〜56 |
50〜75 |
65〜85 |
75〜90 |
90〜100 |
300m/m |
24〜26 |
35〜39 |
42〜52 |
47〜67 |
60〜75 |
70〜80 |
85〜80 |
※ヒーター外径は基本的にΦ20、Φ16ですが、その他の寸法でも御希望に応じ設計製作致します。
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